2007年 11月 06日
10月26日。 朝霧が立ちこめる中、いよいよラリージャパンが始まった。 今日は、SS1・パウセカムイとSS8・リクベツを観戦、 その後北愛国サービスパークへ戻るという予定だった。 パウセカムイは抜けがいい牧草地帯を走ることで ラリージャパンの名コースのひとつなのだが、 ここへはコース上を走るバスでしか観戦エリアへアクセスできない。 ゆえに、ラリーカーが通り過ぎる前に観客エリアに入らねばならず、 すべてのラリーカーが通り過ぎるまで、そこから移動することは許されない。 そこで、パウセカムイに設定された 別の観戦エリアに向かうことにした。 ここなら、駐車場から直接アクセスできるので、 ラリーが始まってからでも終わる前でも、自由に出入りができる。 観戦しやすい陸別に向かってもよかったのだが、 ラリーは、何が起こるかわからない。 SS1でリタイヤすることだって当然ある。 だから、早いうちに観戦しておきたい。 陸別を最初の観戦ポイントにしなかったのは、そんな理由もあった。 帯広を発ったのは朝6時。SS1のスタートは7時33分。 間に合うかどうかはかなり微妙な時間帯だった。 果たしてパウセカムイにたどり着いたのは7時50分ごろ。 残念ながら、主だったWRカーはすでに通り過ぎた後だった。 ストールがドライブするクサラWRCや、 コンパンクが駆るフォーカスは、 それでも目にすることができたのだが、 ここでの到着遅れは、その後非常に後悔することになる。 すべてのラリーカーが通り過ぎるのを見守ってから、 SS4・8の会場となる陸別に向かう。 ここでは、小さなギャップでラリーカーが軽くジャンプする姿が望める エリアCに陣取って、15時34分からのSS8のスタートを待った。 さて、いよいよSS8のスタート。 ローブ、ミッコ(ヒルボネン)らが次々に通過していく。 でも、何かがおかしい。 BPフォードのフォーカスが1台しかやって来ないのだ。 「さっき通ったのはヒルボネンだった。ってことは・・・」 そう。マーカス(グロンホルム)は、 午前中のSS4でコースアウトし、リタイヤしていたのだ。 結局、マーカスのSSでの走りを見ることはできなくなった。 SS1にもう少し早く着いていれば・・・。 後悔したところで、後の祭りである。 今シーズンでWRCからの引退を表明しているマーカス。 そのラストランを見ることができなくなってしまったのは、悔しい限りだ。 そんな気持ちを代弁するように、ぱらぱらと雨が降り始めた。
by jara307cc
| 2007-11-06 00:56
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